図3.25
回転伝達誤差2 図3.26
ワウ・フラッタ2
3.15周波数解析
ウォームを1回転させたときの周波数解析結果を図3.27に,
ホイールを1回転させたときの周波数解析結果を図3.28に示します.
図3.27
フーリエ解析1 図3.28 フーリエ解析2
3.16
ヘルツ応力変化とすべり速度
ウォームを1回転させたとき, 歯面に発生するヘルツ応力を図3.29に, その時のすべり速度グラフを図3.30に示します.
このグラフは, 伝達誤差解析後に有効です.
図3.29 ヘルツ応力
図3.30 すべり速度
3.17
軸間距離変動
両歯面かみ合い試験機のようにウォームとホイールの歯面を押しつけ合いながら回転させたときの中心距離変動をシミュレーションします.
シミュレーション結果を図3.31(円グラフ)および図3.32(折れ線グラフ)に示します.
図3.31 中心距離変動1 図3.32
中心距離変動2 |
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3.18
軸荷重
軸荷重の設定画面を図3.33に,
計算結果を図3.34に示します.
図3.33
軸荷重の設定 図3.34 計算結果
3.19
歯当たり解析
ウォームの歯当たり解析例を下記に示します. 図3.35の,
歯当たり解析設定で種々設定が可能です. 回転位置分割数は3〜20を設定することができますが, 本例では4として図3.3歯車の歯当たりを解析しています.
図3.36は, ウォームとホイールの歯当たりを示しますが, 図3.37〜3.40に1/4ピッチの歯当り4種類を示します.
ただし, 歯当たり解析は, 歯のたわみとピッチ誤差は考慮していません.
図3.8の歯形レンダリングと図3.36の歯当たり紋様が若干異なります.
この理由は, 本例ではホイールの歯形レンダリングの歯形分割数の2倍(最大5倍可能)の細かさで歯当たり解析をしているためです.
図3.35 歯当たり解析設定
図3.36 歯当たり(ウォーム&ホイール)
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