8.2 歯形レンダリング
図6.1の歯形・歯すじ修整を持つ歯形のレンダリングを図8.9に,また,その歯形に理論・無修整歯形を重ね合わせたものを図8.10に示します.歯面の模様は,真円度修整のため均一ではありません.更に,図8.3のC部分を拡大したものが図8.11です.この歯面模様に,歯形・歯すじ修整部分がはっきりと現れています.
図8.9 歯形レンダリング1 図8.10 レンダリング2
図8.11 レンダリング3とコントロールフォーム
9. 歯形作図2
項目8で示した歯形は,図8.1で「正」歯形を出力しましたが,ここでは図7.4で設定した「逆」歯形を出力した例を示します.図9.1の歯形3ヶ所D,E,Fの拡大図を図9.2〜9.4に示しますが,これらは図8.4〜8.6と丁度正反対の歯形となっています.また,本ソフトウエアの距離計測機能を使用して図9.2の理論歯形と生成した歯形の歯先の差を実測しますと,図9.5のように0.0393mmとなります.
図9.1 軌跡図(逆) 図9.2 軌跡図D(逆)
図9.3 軌跡図E(逆) 図9.4 軌跡図F(逆)
図9.5 距離測定
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