図5.7 正面かみあい図
図5.8 拡大図
5.8
強度計算初期設定
(1)強度計算の初期設定画面を図5.9に示します。
(2)金属材料、樹脂材料を選択する事ができます。
(3)[参照]で材料表が表示され、表中からσFlim、
σHlimを選択することができます。また、任意数値
を入力することができます。図5.10に材料選択画面
を示します。
(4)トルク単位:N・m、N・cm、kgf・m、kgf・cm、gf・cm
図5.9 強度初期設定
図5.10 材料選択
5.9
強度諸元入力
図5.3で選択した遊星歯車機構の種類に従ってトルクを設定します。例題の場合、SUN
GEARが入力歯車となります。強度諸元の設定画面を図5.11に示します。
図5.11 強度諸元の入力
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5.10
強度計算結果
(1)図5.12に強度計算結果を示します。(曲げ、歯面強
さ)
(2)遊星歯車タイプによる効率を考慮した強度計算を
します。
(3)金属歯車:JGMA401-01,402-01に基づき強度計算を
します。
(4)樹脂材料の応力値は、温度、寿命などを考慮した
材料の実験値を採用しています。
図5.12 強度計算結果
5.11
すべり率とヘルツ応力グラフ
すべり率グラフ(太陽×星)を図5.13に、ヘルツ応力の変化グラフ(太陽×星)を図5.14に示します。
図5.13すべり率
図5.14 ヘルツ応力
5.12
歯形レンダリング
図5.15に歯形レンダリングを示します。歯形図はX,Y,Z軸の観察角度を変更することができ、図の拡大縮小ができますのでかみあい時の接触線を観察することができます。また、回転速度を変更することができます。
図5.15 歯形レンダリング
5.13
その他
(1)遊星歯車の歯形をDXFファイル(2D,3D)に出力する
ことができます。
(2)寸法計算結果、強度計算結果、かみあい図、すべ
り率グラフ、ヘルツ応力変化グラフを印刷します。
(3)設計データを、保存(読込)します。
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