19.10
すべり率グラフ
ラック軸中央のかみ合い位置とストッパ位置でのかみ合いにおけるすべり率グラフを図19.20及び図19.21に示します。図19.20のピニオン歯元で大きなすべりが発生しています。
図19.20 すべり率(Low) |
図19.21 すべり率(High) |
19.11
強度計算
JGMA強度計算に基づいた計算結果を図19.22および図19.23に示します。ラックの強度は、Low
Gain側とHigh Gain側の2箇所の歯形について強度計算をします。※AGMA強度計算は、別途お問い合わせ下さい。
図19.22 強度計算設定
図19.23 強度計算結果
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ラック軸中央のかみ合い位置とストッパ位置でのかみ合いにおけるヘルツ応力グラフを図19.24および図19.25に示します。
図19.24 ヘルツ応力(Low) |
図19.25 ヘルツ応力(High) |
ピニオンとVGRラックの2次元FEM歯形応力解析をします。図19.26にFEM設定画面を、図19.27および図19.28に最小主応力図を示します。
図19.26 FEM解析諸元
図19.27 FEM解析(P)
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図19.28 FEM解析(R-Low) |
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