Molded Grinding Stone Profile Analysis Software 


 
 成形砥石歯形解析ソフトウエア

16.7 歯車諸元入力

 図16.6のように、モジュール、歯数、圧力角と順次入力します。本例の場合、またぎ歯厚を基準としていますので転位係数は、Xn=0.29224 となっています。歯先円直径は並歯の場合、da=79.6996 となりますが数値を変更しています。歯底円直径も数値を変更しています。



図16.6 歯車諸元入力

16.8 歯形修整

歯形修整は図16.7から図16.11に示しますように5種類の修整およびフレキシブル修整に対応しています。本例では図16.11の歯形修整を持つ歯形を解析します。  
 16.12は図16.11の歯形修整量をグラフ表示した結果です。縦倍率の標準値は500倍ですが任意に設定することができます。


図16.7 歯形修整1型

図16.8 歯形修整2型

図16.9 歯形修整3型

図16.10 歯形修整4型


図16.11 歯形修整5型


図16.12 歯形修整グラフ

16.9 歯形と座標値

解析した砥石の歯形と歯形座標値を図16.13に示します。図16.14は歯元の部分拡大図であり図16.15は歯先部分の拡大図です。
 砥石の歯形座標値をDXFファイルに出力することができます。出力方式は、16.5項で設定していますように直線または円弧データを選択することができます。また、砥石の歯形座標値を表16.1のようにクリップボードに出力することができます。


図16.13 砥石の歯形と座標値


図16.14 歯元拡大図 

図16.15 歯先拡大図

16.10 データ管理

  設計データの保存、検索をします。図16.16,図16.17は設計データの検索条件の項目を示します。



図16.16 設計データの検索


図16.17 データの検索

16.11 NC出力(オプション)

 機械に合わせたGコードを出力することができます。お問い合わせください。


図16.18 NC出力

※本ソフトウエアはインボリュート歯形専用ですが、特殊歯形にも対応可能です。お問い合わせください。