[付録:A] CT-FEM Systemによるはすば歯車の歯元応力解析例
A1. はじめに
A2. 概要
A3. 歯車諸元 |
A4. FEM-1の解析結果 「FEM-1」は,理論歯形の解析である.図A.5~A.7は設定画面であり,図A.8と図A.9に,ねじれ角10°の解析結果を,図A.10と図A.11にねじれ角30°の解析結果を示す.ねじれ角20°は省略する. AMTEC www.amtecinc.co.jp |
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A5. FEM-2の解析結果 「FEM-2」は,歯車の誤差を考慮した解析である.歯形誤差と歯すじ誤差は,図A.2および図A.3を読み取りピニオンとギヤの誤差を図A.12および図A.13のように設定した. |
A5.1 ねじれ角10°の解析結果 ねじれ角10°の解析結果を図A.14~A.18に示す. A5.2ねじれ角20°の解析結果 ねじれ角20°の解析結果を図A.19~A.23に示す. AMTEC www.amtecinc.co.jp |
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A5.3ねじれ角30°の解析結果 ねじれ角30°の解析結果を図A.24~A.28に示す.
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A6. まとめ (1) 誤差を考慮した「FEM-2」の解析結果と実験値は,ほぼ同じ応力値であり,更 に,ねじれ角と応力値の傾向も同じ結果となった. (2) 理論歯形に歯形誤差とピッチ誤差を与えると,ねじれ角30°の歯車では歯 元応力は1.7倍にもなる. (3) 図A.27のβ=30°では歯形・歯すじ誤差の影響により二段当りが顕著に現 れていることが解る.
A7.その他
参考文献など
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