図1.1 involuteΣ(Spur & Helical)
1.2ソフトウエアの構成
ソフトウエアは, [SE],
[ST], [PL], [SP]の4種類に分かれています.
表1.1と項目1.3以降の内容をご確認下さい.
表1.1
ソフトウエアの構成
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1.3アイコンボタン
アイコンは, [寸法][歯形][精度][強度][すべり率グラフ][ヘルツ応力グラフ][FEM][伝達誤差]
[フーリエ解析] [歯形レンダリング]など12種類あります. この他に基準ラック等の初期値などを設定する[ツール]ボタンがあります.
1.4適応歯車
インボリュート平, はすば歯車(外歯車, 内歯車)
1.5基準ラックの設定など
図1.2に, 基準ラックなどの設定画面を示します.
歯車の組み合わせ :外歯車×外歯車, 外歯車×内歯
車基準ラック :並歯, 低歯, 特殊
歯先円決定の方式 :標準方式, 等クリアランス方式
1.6歯車寸法
歯車の各部寸法は, かみあい率, すべり率, 歯厚などを計算します. アンダーカットが発生している歯車のかみあい率は, TIF径を基準にかみあい率を決定します.
また, 歯先にRがある場合はRを考慮したかみあい率を算出します. (TIF:
True Involute Form) |
図1.2プロパティ(寸法)
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(1)中心距離と転位係数の関係は, 以下の3種類です.
<1>転位係数をピニオンとギヤに与え中心距離を決定
<2>中心距離を基準として各歯車の転位係数を決定
<3>転位係数を無視して任意に中心距離を決定
(2)転位係数の設定方式は, 以下の4種類です.
<1>転位係数を直接入力
<2>またぎ歯厚を入力して転位係数を決定
<3>オーバーピン寸法を入力して転位係数を決定
<4>転位量を入力して転位係数を決定
図1.3に諸元設定画面と, 転位係数入力時の選択画面を示します. 図1.4に寸法結果画面を示します.
図1.3 諸元設定
図1.4 寸法結果
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