2.6
かさ歯車寸法表
図2.5に歯車の寸法計算結果画面を示します.
図2.5 歯車寸法結果
2.7
かさ歯車組図
図2.6に示すように, 組立距離やボス径を設定し作図する事ができます. 図2.6aにピニオンを鍛造形状とするために外径と内端部を面取りした例を示します.
図2.7に軸角70゚, 図2.8に軸角120゚の作図例を示します. 組図は, DXFファイルで出力する事ができます.
図2.6
歯車組図と設定フォーム
図2.6a
歯車組図と設定フォーム
図2.7 軸角70゚組図 図2.8
軸角120゚組図 |
|
2.8
かさ歯車歯形図
大端部, 中央部, 小端部の歯形かみあいを作図することができます. 図2.9に大端部歯形のかみあい図を示します.
図2.9 かみあい図
2.9
組立誤差の設定
歯車が正しく組み立てられていない場合, 歯当りは変化します. 「組立誤差の設定」は,
組立の水平, 垂直, 角度及びオフセット誤差の影響を歯形レンダリングや歯当り跡の変化で確認するための機能です.
図2.10
組立誤差の設定
2.10
歯形レンダリング
3次元歯形のかみあいを図2.11のように作図することができます. 本ソフトウエアは, 球面インボリュートと理論歯すじで歯形を生成します.
図2.11のコントロールフォームで観察角度を変更することができ, 歯車のかみあいステップ角度を1にするとピニオンが1度ステップで回転し, 0とすれば静止画となります. また, 拡大,
縮小が可能です. スパイラルベベルとゼロールの歯形レンダリングを図2.12および図2.13に示します.
図2.11
歯形レンダリングと設定
図2.12
スパイラルベベル 図2.13 ゼロールギヤ
|